日特建設4~6月、純利益16%増 公共工事堅調
日特建設が5日発表した2022年4~6月期の連結決算は、純利益が前年同期比16%増の2億4800万円だった。崖崩れ予防などの「のり面工事」や地盤改良工事の公共工事が堅調に推移した。売上高は7%増の144億円だった。営業管理システムの導入費用や新型コロナウイルス禍で停滞していた営業活動などの再開で販管費が増えたが、売上高の増加で補った。
23年3月期の連結業績予想は据え置いた。売上高は前期比4%増の685億円で、前期にあった政策保有株の売却による特別利益がなくなり、純利益は8%減の30億円の見通し。