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川崎重工など、水素航空機の研究開発に着手

川崎重工業は5日、水素をエンジン燃料とした航空機の研究開発を始めると発表した。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が脱炭素につながる取り組みを支援する「グリーンイノベーション基金事業」として採択した。川崎重工が力を入れる水素関連事業のノウハウを生かし、2030年度までにエンジン燃焼器や燃料タンクなどを開発。地上での実証実験を計画する。

川崎重工はエンジン燃焼器やタンクに加え、2000~3000キロの航続性能をもつ機体構造について検討するなど基幹技術の開発を手がける。21~30年度の10年間にかかる事業費約180億円のうち、175億円をNEDOが支援する。

航空機業界では欧州大手のエアバスが35年までに水素燃料航空機を市場投入すると表明しており、急速に関心が高まる脱炭素への対応として水素燃料も有力視されている。開発競争が今後激化するとみて、NEDOは航空機体・エンジンの国際共同開発参画比率を現状の2~3割から高めようとしている。

今回NEDOが採択した事業のうち、三菱重工業は機体の軽量化に向けた成形技術などの研究開発を30年度まで担う。新明和工業は飛行機の傾きを制御する補助翼(エルロン)で、3割以上の重量軽減に向けた研究開発に25年度まで取り組む。事業規模は2社合計で約60億円を見込み、約36億円をNEDOが支援する。

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