西武鉄道とJR東日本、鉄道技術分野で連携

西武鉄道とJR東日本は5日、鉄道技術分野で連携する覚書を9月28日にかわしたと発表した。新しい技術を取り入れる際に仕様を共通化するなど、車両やホームドアといった設備導入の効率化や開発コスト抑制に取り組むことで運行業務を効率化する。
JR東は無線式列車制御システム(ATACS)の導入や高性能な自動列車運転装置(ATO)の開発など、運転士が乗車しない運行の実現を目指している。西武鉄道もワンマン運転の導入エリア拡張などに向けた設備投資を進めており、両社の技術やノウハウを持ち寄ることで安定した輸送サービスの展開につなげる。