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軽はスズキ「ワゴンR」が返り咲き 10月新車販売 

(更新)

自動車販売会社の業界団体が5日まとめた10月の軽自動車の車名別新車販売台数は、スズキの「ワゴンR」が6年10カ月ぶりに首位を獲得した。ホンダの「N-BOX」は首位から3位に陥落した。普通車も入れた全体の販売ではトヨタ自動車の小型車「ヤリス」が4カ月連続で首位だった。ただ全体の上位10車種中6車種が前年を割り、部品供給不足による生産制約で販売は低迷している。

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した。全体1位のヤリスは前年同月比43%減の1万596台だった。普通車(登録車、排気量660cc超)と軽自動車の中で最も販売が多かった。

全体2位はスズキの軽「ワゴンR」で79.7%増の8808台だった。軽としては首位で、ワゴンRが首位に立つのは2014年12月以来となる。スズキ車が軽でトップになるのもそのとき以来だ。9月に発売したスライドドア搭載の新型車「ワゴンRスマイル」が販売を押し上げた。

3位は日産自動車の軽「ルークス」で、8696台と前年同月に比べて23%増加した。トヨタ「アクア」やホンダ「ヴェゼル」は新型車効果で上位に食い込んだ。

生産制限で全体の販売は落ち込んでいる。10月の国内新車販売台数は全体で前年同月比31%減の27万9341台だった。10月としては、統計が始まった1968年以来過去最低だった。

販売現場からは「通常1カ月程度の納期が、車種によっては半年程度に延びている。今注文しても、(書き入れ時である)春の入学や入社の時期に間に合わない」(関東地方の販売店)との声が上がる。納期の遅れによる顧客離れを防ごうと、独自の値引き制度などを実施する販売店も出ている。

各自動車メーカーは落ち込んだ生産の回復を急ぐ。トヨタ自動車は11月の生産計画を85万~90万台と前年比でプラスに引き上げた。スズキなど複数の自動車メーカーとの取引がある部品大手幹部は「完成車メーカーは11月から徐々に挽回していくようだ。我々も備える」と話している。

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