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第一三共、新型抗がん剤に重点投資 5年総額1.5兆円

(更新)
第一三共は研究開発費に1.5兆円を投じる

第一三共は5日、2026年3月期を最終年度とする新たな中期経営計画を発表した。研究開発費を前回当初中計目標に比べ7割弱増やし、5年間で計1兆5000億円投じる方針だ。20年に発売した主力の新型抗がん剤の種類を増やし、がん関連の売上収益を6000億円以上まで引き上げる。

「がん事業の立ち上げが順調だ。がんに強みを持つグローバル創薬企業へのめどはついた」。真鍋淳社長兼最高経営責任者(CEO)は同日、オンラインで開催した新中計の発表会でこう述べた。16年に重点領域に設定したがん領域では新薬開発が順調に進み、20年1月、新型抗がん剤「エンハーツ」の市場投入を果たした。

連結売上高にあたる売上収益は26年3月期までに20年3月期比で63%増の1兆6000億円を目指す。けん引役のエンハーツは「抗体薬物複合体(ADC)」の一種で、年間売上高1000億円を超える新薬「ブロックバスター」になると期待されている。

19年には英アストラゼネカと提携。エンハーツの適応拡大に研究開発費を投じ、現状の乳がんや胃がんに加え、肺がんや大腸がんなどにも使えるようにする方針だ。

さらに今後5カ年で研究開発費1.5兆円からエンハーツ以外のADC向けにも優先投資する。設備投資についてもADC関連で3000億円を投資する予定だ。これまでADCを中心とするがん向け売上収益を直近では26年3月期までに5000億円以上としていたが、1000億円上方修正し、6000億円以上を目指す。

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