/

新社会人、身を守るコンプラ知識5選

(更新)
4月に新社会人となった皆さんは、学生時代には気にすることのなかった多くのルールに直面していることでしょう。何も知らずに行動すれば、ふとしたことで会社に損害を及ぼしたり、自分の立場や職を危うくしたりするリスクを招きかねません。ビジネスにおけるルールやマナーを知ることは、パワハラなどから自分の身を守り、充実した社会人生活を送るためにも大切です。2020年に連載した「新社会人のコンプラ入門」から重要な5つの記事を再構成してお届けします。

①SNSの落とし穴、つぶやきが身を滅ぼす

ささいな発信が、職を失うほどのトラブルを招くことも

仕事を通じて接した有名人の素顔や、話題の企業の意外な動きなどを知ると思わず周りに伝えたくなるかもしれない。だがスマートフォンを操作する前に、冷静になってほしい。最近は、SNS(交流サイト)の不適切な使い方が引き起こす大きなトラブルが絶えない。ささいな発信やちょっとした悪ふざけがネットで炎上し、営業秘密の漏洩などで会社に損害を与えて職を失う恐れもある。匿名の投稿でもリスクは消えない。

②在宅勤務 気の緩みに要注意

在宅勤務でパソコンに向かう会社員

新型コロナの脅威は止まらず、在宅勤務が中心になっている職場も少なくない。自宅で私用のパソコンを使っての業務はリラックスしやすいが、オフィスよりも脆弱なセキュリティー環境で危うさと隣り合わせだ。業務上の秘密は、同居する家族にも漏らしてはいけないという基本的なルールも忘れがち。「会社の秘密は守る義務がある」という意識を、改めて強く持とう。

③パワハラ回避 法律こそ味方

若手社員にとってパワハラは心配の種だ

ひどい叱責や無理な業務命令を繰り返す上司など、パワハラは新入社員が最も気になる問題のひとつだ。名の通った大手企業でも、若手社員が自殺に追い込まれた不幸なケースが起きている。深刻な被害を避けるには、1人で抱え込まず周囲の仲間や弁護士など外部の専門家に頼ることが大切だ。2020年に施行された「パワハラ防止法」の存在を知ることも、自分の身を守るためにも大きく役立つ。

④かばんを忘れても、報告は忘れるな

警視庁遺失物センターにはスーツケースなどの落とし物も届く(東京都文京区)

職場の歓迎会でお酒を飲んで記憶をなくしたり、深夜まで残業した帰りの電車で眠ってしまったり。新入社員はいつも疲れている。そんなときに起こりやすいのが忘れ物だ。私物ならともかく、仕事に関する資料が入ったかばんや顧客などのデータを保存したパソコンを紛失すると一大事。なくした本人だけでなく会社も損害賠償の責任を負う恐れがある。万が一の際は、「迅速な報告」を忘れてはならないと肝に銘じよう。

⑤立つ鳥は跡を濁さず

退職時の振る舞いこそ、社会人としてのマナーが問われる

会社にどうしても肌が合わなかった。新たにやりたいことが見つかった――。入社早々、退職を決意する人もいるだろう。大切なのは、きちんと後始末をつけて職場を去ることだ。法的には、辞める2週間前に会社に意思を伝えれば退職が認められる。十分な引き継ぎも義務と考えられているので注意が必要だ。決心を固める前に、「傷病手当金」が支給される休職制度の活用を検討することも忘れずに。退職の手続きはあまり気が進むものではないが、そういう場面を丁寧にこなしてこそ一人前の社会人として成長できるはずだ。

【新社会人応援コンテンツ特集ページはこちら】

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン