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住友化学、「ゲノム編集」原薬を増産 能力6倍に

住友化学は4日、次世代の医療技術として注目される「ゲノム編集治療」向けに、核酸医薬品の原薬の生産能力を増強すると発表した。効率的に量産できる新技術を開発したといい、新しい製造法による製造プラントを大分工場(大分市)に50億円強を投じて設ける。生産能力を現在の約6倍に引き上げる。2023年半ばの量産開始を目指す。

ゲノム編集医療はヒトの遺伝子を自在に切り貼りする技術を応用して治療を目指すもの。遺伝子の異常により引き起こされる遺伝性疾患の治療に有効である可能性がある。

住友化学が量産するのは、ゲノム編集技術「クリスパー・キャス9」向け治療薬の構成要素で、切り貼りの標的とするDNAの場所を特定するRNA(リボ核酸)「ガイドRNA」。現在は歌島試製部(大阪市)で製造している。

同社はこのほど、ガイドRNAを効率的に量産し、純度が約90%と従来の核酸医薬品用の原料よりも高い水準で量産する技術を確立した。新しいプラントで量産に着手する。

「クリスパー・キャス9」を活用した新薬候補は遺伝性の血液疾患などの治療を目指し、世界のバイオ新興企業が開発を進めている。住友化学は今後、ゲノム編集による新薬の開発を目指す製薬会社にガイドRNAの販売を目指す。

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