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「VTuber」をNFTに、ファン経済圏づくり microverse

スタートアップのmicroverse(マイクロバース、東京・渋谷)は4日、ベンチャーキャピタル(VC)などから5000万円を調達したと発表した。バーチャルユーチューバー「VTuber」のイラストなどを、非代替性トークン(NFT)として販売する事業を3月末にも開始する。日本の著名なVTuberやアイドルなど、知的財産(IP)を中心にファン経済圏をつくる。

第三者割当増資はサイバーエージェント・キャピタル、イーストベンチャーズ、FベンチャーズなどのVCに加えて、ブロックチェーン技術を用いたゲームなどを手掛けるdouble jump.tokyo(ダブルジャンプドットトーキョー)が引き受けた。調達した資金でサービスを開発するほか、人材採用を通じて現状の6人から1年で20人程度まで増やす。

国内のVTuberやアイドルなどを対象に、IPを活用したNFTの販売を3月末にも開始する見通しだ。まず10~15人のVTuberなどのNFTを販売する計画。NFTはデジタル絵画などのアートに加え、21年からはツイッターなどのSNS(交流サイト)のプロフィル画像(PFP)として人気を集めている。マイクロバースは各VTuberらと協議し、販売するNFTの内容を決める。

マイクロバースの渋谷啓太代表は「VTuberなど日本独自のカルチャー(文化)を持ち、世界で通用するIPのプロデュースをしていく」と意気込む。海外ではスポーツ選手やスニーカーを題材にしたNFTが高額でやり取りされている。日本のアニメや漫画などのIPや、それを取り巻く文化はNFTと相性がよい。これまで漫画家の手塚治虫氏の代表作を題材にしたNFTが販売され、海外の購入者も多い。

マイクロバースはダブルジャンプドットトーキョーでNFT事業を手掛けていた渋谷氏が2020年に立ち上げた。同社を1月末に退職し、新たにマイクロバースでNFT事業を立ち上げる。国内のIPを活用したNFT事業は数多くのスタートアップが参入を表明しており、競争が激化しそうだ。ファンをひき付けるNFTをいかに制作し、SNSなどを通じてマーケティングできるかが事業の成否を左右しそうだ。

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