富士通、メインフレーム撤退 「雲」つかむいばらの道
富士通メインフレーム撤退(上)
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日本のコンピューター史に、また1つピリオドが増える。富士通がメインフレーム(大型汎用機)とUNIX(ユニックス)サーバーの事業からの撤退を決めた。事業を始めて60数年。国内市場の縮小にクラウドの台頭、デジタルトランスフォーメーション(DX)への対応と、激変した事業環境を前にした決断だ。同社はクラウド事業に経営資源を集中する方針だが、行く手は険しい。
2030年度メインフレーム販売終了
「社会課題...
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