南三陸ホテル観洋の阿部女将 復興事業の人材が宿泊
仕事人秘録 語り部が震災を伝承(6)
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避難者が退去し、一般営業が始まる。
東日本大震災の発生から3カ月ほど経過すると徐々に避難者が仮設住宅などに移り、ホテル内の空間に余裕が出てきます。このころから警察や東北電力の関係者など、公的な役割を担う人たちからの宿泊依頼が多くなりました。
ただし、このころは水道も部分復旧の状態です。平常時のように客室に滞在してもらうことは難しく、大広間などに泊まっていただきました。振り返ってみれば、これが通常...

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