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配管の劣化を24時間監視 CAST、23年春にシステム発売

熊本大学発スタートアップであるCAST(キャスト、熊本市)は2023年春から化学メーカーなど向けに、工場の配管を24時間監視できるシステムを販売する。独自開発の小型センサーで配管の経年劣化やつまりを測定し、通信機器を介してシステムにデータを送る。製品開発を進めるエンジニアなどの採用に充てるためこのほど4000万円を調達した。

資金はリアルテックホールディングス(東京・墨田)と肥銀キャピタル(熊本市)を引受先としたJ-KISS型新株予約権方式で調達した。

システムではCASTが開発した厚さ0.1ミリメートルのフィルム状のセンサーを活用する。超音波で配管内のつまりや配管の厚みの変化を感知する。耐熱性に優れており、熱が発生する配管に常時設置が可能だ。

従来の配管点検では超音波測定器などを使って手作業で測定する。測定機器は熱に弱く工場を停止して点検する必要があり、日常的な点検が難しかった。「配管からの液漏れや事故は多い。安全確保のニーズは高まっている」(中妻啓代表)と話す。

CASTは21年6月から大手化学メーカーとセンサーの精度や運用方法について実証実験を進めている。今後は調達資金を元に開発人材の採用を進め、「石油化学工場や自動車部品工場など幅広い領域での展開を検討していく」(中妻代表)。

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