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「エルピーダの教訓 破綻から10年」連載企画まとめ読み

半導体メモリー大手のエルピーダメモリが2012年2月27日に会社更生法を申請し、経営破綻してから10年が過ぎました。日本の半導体産業は規模を縮小しながらも、事業の基盤を残しています。この敗戦から何を学び、再興にどう生かすべきでしょうか。連載企画「エルピーダの教訓 破綻から10年」と関連インタビューをまとめました。

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2012年2月27日、電機各社の半導体部門が合流し生まれたエルピーダメモリが会社更生法を申請した。1980~90年代に世界を席巻した半導体メモリー、DRAMの担い手は米大手マイクロン・テクノロジーの傘下に入る。経営破綻から10年がたった現在、日本の官民は半導体産業の立て直しに動き始めた。エルピーダの破綻から半導体再興への教訓を探る。

【エルピーダの教訓 破綻から10年(上)】

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JR西条駅(広島県東広島市)から車で約10分。東西に長く延びる工場の全景が徐々に見えてくる。エルピーダメモリから引き継がれた米マイクロン・テクノロジーの広島工場だ。マイクロンを筆頭に、国内の半導体製造は多くの海外資本に支えられるようになった。

【エルピーダの教訓 破綻から10年(下)】

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さかもと・ゆきお 70年(昭45年)日本テキサス・インスツルメンツ入社。93年副社長。神戸製鋼所、UMC日本法人などを経て、02年エルピーダメモリ(現マイクロンメモリジャパン)社長に就任。13年に退任。現在は複数の半導体関連企業で相談役などを務める。

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わかばやし・ひでき 86年(昭61年)に野村総合研究所の主任研究員。欧州系証券、JPモルガン証券、みずほ証券などでアナリストを歴任。05年に日本株投資運用のヘッジファンドを共同設立し最高運用責任者を務めた。17年より現職。専門は技術経営(MOT)で、電機産業や研究開発(R&D)、イノベーションなどを分析する。経済産業省「半導体・デジタル産業戦略検討会議」にも有識者として参加。

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にしかわ・かずみ 96年(平成8年)に通商産業省入省。WTOドーハ・ラウンド交渉やリーマン・ショック対策、東日本大震災対策などを担当。シンガポール赴任などを経てヘルスケア産業課長や大臣官房参事官を歴任。20年7月より現職

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すずき・かずと 00年(平成12年)英国サセックス大学ヨーロッパ研究所博士課程修了。筑波大学専任講師・准教授、北海道大学教授を経て、20年から現職

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すずき・ひろみ 1983年(昭和58年)静岡大学大学院工学研究科卒。イメージセンサーの製造工程やデバイス開発を手掛ける。12年よりソニーセミコンダクタマニュファクチャリングの執行役員。18年に熊本大学特任教授に。イメージセンサーの製造プロセスにおける欠陥の評価、解析が専門

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