三菱重工やカインズ、海外「SaaS」で事務を効率化
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クラウドで業務ソフトウエアを提供するSaaS(サース)分野で、米国など海外のサービスを採用する日本企業が増えている。三菱重工業など大手も管理部門から現場まで様々なデジタル化に海外SaaSを活用する。サービスを目利きして日本企業に仲介するファンドも一役買う。一方で、データ管理や障害対応などに課題があることも踏まえる必要がある。
SaaSとは
「ソフトウエア・アズ・ア・サービス」の略でサースと呼ばれる。従来の業務システムが顧客企業ごとに作り込むため導入や更新に時間がかかることが多かったのに対し、SaaSではネット経由でソフトの機能を使える。会計、営業など対象領域を絞ることで初期費用や利用料金を抑えられ、中小企業でも導入しやすい。...
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