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トヨタ「ヤリス」9カ月連続で首位 5月の車名別新車販売

自動車販売会社の業界団体が4日に発表した5月の車名別新車販売台数で、トヨタ自動車の「ヤリス」が首位となった。首位は9カ月連続。緊急事態宣言下で昨年の販売が落ち込んだ反動で、上位10車種中9車種が前年を超えるなど好調だった。ただ、世界的な半導体不足の影響は依然として続く。需要があっても供給体制が整わず、自動車販売にも影響を及ぼしている。

トヨタ自動車の新型ヤリス

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)がまとめた。

トヨタの「ヤリス」は前年同月比60.4%増の1万6660台と好調を維持した。登録車(排気量660cc超)と軽自動車を合わせた中で販売が最も多かった。軽並みの価格ながら、安全性能などを高めたことが評価されている。

2位にはホンダの軽自動車「N-BOX」が入り、前年同月比22%増の1万4215台だった。3位はトヨタの「ルーミー」で、1万1597台だった。

5月の国内新車販売は前年同月比46.3%増の31万9318台だった。前年実績を上回るのは8カ月連続で、回復傾向が続いている。

ただ、19年5月に比べると新車販売台数は約2割減少した。全軽自協の担当者は「半導体やナイロンなど、部品や原材料の不足が販売にも影響を及ぼしている」と話す。

世界的な半導体不足を受けて、自動車各社の生産は大きな制約を受けている。トヨタ自動車は6月、2工場3ラインで最大8日間稼働を停止する。ダイハツも滋賀第2工場(滋賀県竜王町)の生産を一時停止する。消費者の需要はあっても供給側の体制が整わず機会損失を生んでいる。自動車各社は「調達先を増やしたり、契約を長期のものにしたりすることを検討」(マツダ)するなど安定調達に動き始めた。

半導体の調達は政治問題に発展している。自民党は5月、半導体戦略を検討する議員連盟を立ち上げた。米国のバイデン大統領も、半導体のサプライチェーン強化に向けて意欲を見せる。国を挙げての半導体の争奪戦が激しさを増している。

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