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H3ロケット打ち上げ、悪天候で7日に順延

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4日、6日に予定していた大型ロケット「H3」初号機の打ち上げを7日にすると発表した。打ち上げる種子島宇宙センター(鹿児島県)の天候が打ち上げの条件を満たさないと判断した。

ロケットの打ち上げには風や雷などの気象条件が設定されている。JAXAは6日にかけて雷や雲の条件を満たさないと判断した。新たな打ち上げ日時を7日午前10時37分〜44分ごろとした。

H3は現行の「H2A」の後継機にあたる国の主力ロケットだ。JAXAと三菱重工業が2014年から開発に着手した。1回あたりの打ち上げ費用をH2Aの約100億円から約50億円に低減する目標を掲げる。初号機は地球を観測する人工衛星「だいち3号」を搭載している。

2月17日に打ち上げを試みたが、発射直前に補助ロケットへの着火信号が送れず自動停止し、打ち上げられなかった。調査の結果、機体第1段の制御装置の誤作動が原因とわかった。JAXAは対策を検討して試験で検証し、6日に打ち上げ日を再設定していた。今回の打ち上げの予備期間は3月10日までとしている。

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