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丸紅、米穀物大手ガビロンの売却完了 売却益550億円

丸紅は4日、米穀物集荷・販売大手ガビロンの売却が完了したと発表した。一部事業を丸紅側に移管したうえで、オランダ同業バイテラに全株式を売却した。ガビロンへの融資回収を含めて暫定的に30億ドル(約4300億円)を得た。売却益は550億円程度を見込む。

譲渡価格は全株式を譲渡した3日時点での運転資金や負債などを精査して決定する。丸紅は譲渡価格について「査定次第で30億ドルから増減する可能性がある」としている。売却益は通期の為替レートの平均をもとに決める。通期の連結業績予想は4~9月期決算時に発表する。

ガビロンの肥料事業や米北部の穀物保管設備、米西海岸の穀物輸出ターミナルは丸紅子会社に残した。世界的な食料需要の高まりを見込み、注力領域と位置づける肥料など他の食料・農業関連事業は引き続き注力する方針。米国から日本やアジア地域への穀物供給も継続する。

丸紅は2013年、ガビロンを約2700億円で買収した。農業事業の中核と位置づけたが、同社の事業は穀物価格に左右されるうえ、米中貿易摩擦による穀物輸出量の減少などで経営が悪化。のれんや固定資産の減損損失を繰り返し計上し、丸紅は20年3月期に過去最大の赤字に陥った。

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