1万円台デジカメまだ売れる 競合のスマホ、望遠は苦手
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スマートフォンの普及で急激に縮小したデジタルカメラ市場。キヤノンやニコンなどメーカー各社はプロや趣味層に焦点を合わせ、利幅が大きい「高級シフト」で事業の存続を図っている。もっとも店頭での売れ行きを見ると、上位2機種は1万円台で発売から4年もたった機種。低価格デジカメの需要が根強いのは、なぜか。
市場縮小、「高級シフト」で業績てこ入れ
デジカメの需要は、気軽に写真を撮影でき仲間と共有もできるスマ...
暮らしの身近にある品物、様々なサービスの値段に着目。家計の目線でビジネスや消費の変化に迫ります。