日本駐車場開発、純利益11%減 税負担増加
日本駐車場開発が3日に発表した2021年8~10月期の連結決算は、純利益が前年同期比11%減の9億1900万円だった。駐車場事業が伸び営業増益だったが、スキー場事業の繰り延べ税金資産が減ったことで税負担が増加した。
売上高は4%増の62億円、営業利益は6%増の11億円だった。主力の駐車場事業はオフィスビルなどの駐車場の受託が増加した。テーマパーク事業は人気イベントの開催や緊急事態宣言の解除が後押しした。スキー場事業は新型コロナウイルスの感染拡大や、かき入れ時のお盆期間の雨天を受けて苦戦が続いた。