ロイヤルHD、22年12月期最終黒字27億円 年10円配に

ロイヤルホールディングスは3日、2022年12月期の連結最終損益が27億円の黒字(前の期は28億円の赤字)になったと発表した。従来は4億円の黒字を見込んでいたが、関連会社の連結子会社化に伴う段階取得の差益7億円を特別利益に計上したことなどが押し上げた。未定としていた年間配当は10円とする。前の期は5円だった。
売上高は前の期比24%増の1040億円、営業損益は21億円の黒字(前の期は73億円の赤字)とそれぞれ20億円と4億円上方修正した。新型コロナウイルス下で苦戦していたホテル事業や空港ターミナル店舗が入国制限の緩和や政府の旅行支援策により復調した。