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サッポロHD、4年ぶり高値 値上げで採算改善期待

銘柄診断

3日の東京株式市場でサッポロホールディングス(HD)株が一時、前日比34円(1%)高の2898円と4年ぶりの高値を付けた。傘下のサッポロビールが2日、原材料や資材価格の高騰を受けてビールなどの値上げを発表した。採算が改善するとの期待から投資家の買いが集まった。

終値は28円(1%)安の2836円と下げた。アサヒビールなど他の大手3社が値上げを発表済みで、サッポロの値上げも織り込まれていたため利益確定の売りが出た。

家庭用ビールなど缶商品や業務用ビールなど121品目の出荷価格を10月1日に引き上げる。ロシアのウクライナ侵攻などにより、大麦など原材料費やアルミ缶などの資材費が上昇している分を価格に転嫁する。

サッポロHDは2022年12月期の事業利益を原材料高が48億円下押しすると見込む。値上げで影響を抑えるが、みずほ証券の佐治広シニアアナリストは「10~11月に駆け込み需要の反動減が出るため、値上げだけで原材料高の減益分を吸収できない」と指摘する。

予想PER(株価収益率)は44倍台とアサヒグループHD(15倍台)やキリンHD(14倍台)を大きく上回る。今後の上昇余地は低いとの見方が強く「値上げをテーマとする買いは一段落し、経済活動再開に伴う業績改善が次の注目点」(国内証券)との声があった。

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