松屋フーズが3年ぶり営業黒字、客足が回復 4〜12月
松屋フーズホールディングスが3日発表した2022年4〜12月期連結決算は、営業損益が14億円の黒字(前年同期は25億円の赤字)に回復した。同期間の営業黒字は新型コロナウイルスまん延前の19年以来、3年ぶり。人流が回復し駅前店舗などで客数が増えた。営業時間短縮などへの助成金収入が減り、純利益は前年同期比37%減の16億円だった。
売上高は12%増の789億円で、コロナ前の19年の795億円に迫った。昨年10月に牛丼「松屋」の一部商品を値上げし、客単価が上昇した効果も出た。
23年3月期の連結業績見通しは従来予想を据え置いた。売上高が前期比11%増の1045億円、純利益が27%増の14億円を見込む。
関連企業・業界