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サントリーHD、植物原料だけのペットボトル

サントリーホールディングス(HD)は3日、植物からできた原料だけを使ったペットボトルを開発したと発表した。米バイオ化学ベンチャーのアネロテックと共同開発した。食べられない植物素材だけを使ったペットボトルは世界初という。SDGs(持続可能な開発目標)への関心が高まるなか、商品への採用をめざす。

他の使用済みプラスチックにも応用できるという。「食品や洗剤の容器などペットボトル以外のプラスチックでも、循環型のリサイクルシステムをつくれる」(サントリーMONOZUKURI エキスパートの横井恒彦執行役員)としている。

サントリーHDは2012年、アネロテックと植物由来原料のペットボトルの共同開発を始めた。13年に「サントリー天然水」で、ペットボトル原料のうち3割を占める化成品「モノエチレングリコール」を植物からの原料だけでつくった。

今回のペットボトルは、化成品の「テレフタル酸」と「モノエチレングリコール」を化学反応させてつくった。テレフタル酸のもととなる「パラキシレン」について、熱分解と触媒反応を工夫し、ウッドチップからつくれるようにした。

サントリーHDは19年に「プラスチック基本方針」を策定し、30年までに海外も含むすべてのペットボトルで再利用素材か植物由来素材だけを使い、化石由来原料を使わないようにする目標を掲げている。同社は20年に海外を含め29万トンのペットボトルを使っているが、再利用素材を原料とした商品は15%程度にとどまっている。

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