セブンイレブン、コーヒーを7月に値上げ 発売以来初

セブン―イレブン・ジャパンは3日、入れたてコーヒーの「セブンカフェ」の商品を7月4日から約10~20%値上げすると発表した。値上げは2013年の発売以来初めて。原材料高に加え、原油高に伴う容器・包材のコストや輸送コストの上昇が響いた。
内容量は変更せず、ホットコーヒーとアイスコーヒーの価格をレギュラーサイズで10円、ラージサイズで30円引き上げる。新価格はレギュラーサイズが110円、ホットのラージサイズが180円、アイスのラージサイズが210円になる。
入れ立てコーヒーではファミリーマートも4月からアイスコーヒーなど一部商品のLサイズのみ10〜15円の値上げを実施している。セブンは4月にも弁当や麺類などの一部で2~15%の値上げを実施しており、コンビニ各社の値上げは広がっている。ファミマもコロッケなど店内調理の揚げ物の一部を3~12%値上げしたほか、ローソンは5月31日に「からあげクン」の値上げに踏み切った。

原材料価格や物流費の高騰を受け、食品・サービスなど幅広い分野で値上げの動きが広がっています。最新の記事をまとめました。