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シンスペクティブ、2機目の実証衛星 打ち上げ成功

小型衛星開発のシンスペクティブ(東京・江東)はこのほど、2020年12月に続き2基目となる実証衛星の打ち上げに成功した。今後は観測・データ取得の機能を数カ月かけて検証していく。自社衛星を活用したデータビジネスの事業化に取り組む。

今回打ち上げた実証衛星「StriX(ストリクス)-β」は前回の「StriX-α」と同じく、米ロケットラボのロケットに搭載された。ニュージーランドで3月1日の午前5時37分に打ち上げられ、午前6時30分に高度561キロメートルの軌道に投入された。

シンスペクティブは雲を透過する波長のマイクロ波を地表に当て、地形を観測する合成開口レーダー(SAR)衛星を開発する。地上から反射波を観測するため、天候や時間帯に依存せずデータが取得できる。

データには地形や構造物の形、物性の把握に関連した情報が含まれる。時系列の分析や変化の抽出で経済・環境の変化を連続的につかみ、災害関連などの情報発信や分析で本格的な事業化につなげる狙い。今回の打ち上げは地球上の同じ場所を毎日同時間、同条件で撮影。特定の場所の地表の変化とトレンドを把握し、良質なデータを多く取得したい考えだ。

同社は年内に追加で1基、23年には計6基まで増やす計画を掲げる。20年代後半までに計30基の衛星を軌道へ投入し、広範囲で高頻度の地上観測を可能にするシステムの構築と運用を目指す。新井元行最高経営責任者(CEO)は「今後複数衛星の運用技術を向上させ、データサービス強化に踏み出しながら解析技術をより一層加速させる」と意気込む。

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