イオンの宿題、ROE7%達成は「急がば回れ」
浅山亮
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2022年3~8月期の連結営業収益(売上高に相当)と営業利益、経常利益が過去最高を記録したイオン。ただ売上高純利益率は0.4%と低水準にとどまる。中期経営計画の目標に掲げる25年度(26年2月期)に「自己資本利益率(ROE)7%以上の達成」には、純利益を増やすことが欠かせない。株主などステークホルダー(利害関係者)への公約を果たす宿題には、低収益の小売事業の改革という地道な取り組みが求められる。...

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