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ソフトバンクの4~9月最終、2%減益 プラン値下げ響く

ソフトバンクグループ(SBG)国内通信子会社のソフトバンクが4日発表した2021年4~9月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比2%減の3072億円だった。同期間として2年連続の減益となる。在宅勤務の拡大でクラウドサービスなど法人事業が伸びたが、低価格の通信プランの利用者が増えるなどモバイル関連が押し下げた。

売上高は12%増の2兆7242億円と4~9月期で過去最高だった。デジタル化の加速でクラウドやセキュリティーサービスを提供する法人事業が5%増の3509億円。ヤフー・LINE事業は電子商取引(EC)の拡大などで35%増の7510億円となった。モバイルを含むコンシューマ事業は携帯端末の販売回復で6%増えた。

営業利益は5708億円と3%減った。「ソフトバンク」ブランドの通信プランから「LINEMO(ラインモ)」「ワイモバイル」の割安なプランに変更する契約者が増えた。プランの値下げが4~9月に約260億円、通期で計700億円の減益要因になる見通し。

4日に都内で開かれた決算会見で、宮川潤一社長は「構造を抜本的に見直す良い機会。変化する環境に適応する能力が必要だ」とし、通信料の収益に頼らない事業展開を加速する考えを示した。4日には顧客データ分析システムの米トレジャーデータに2億2250万ドル(約254億円)を出資すると公表している。

22年3月期の通期予想は据え置いた。過去最高の5000億円を掲げる純利益目標も「進捗率が60%を超えており十分に達成可能」(宮川社長)とした。

競合のNTTドコモが長距離固定通信のNTTコミュニケーションズ(コム)に100%出資して完全子会社にする方針を発表したことについて、宮川社長は「大きすぎるから分割された会社がまた戻りつつある。脅威だと思っている」と述べた。

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