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三菱ケミカルHD株、一時10%安 石化分離後の戦略に失望

2日の東京株式市場で三菱ケミカルホールディングス株が一時、前日比92円30銭(10%)安の810円まで下げた。1日に中核の石油化学事業の切り離しなどを盛り込んだ経営方針を発表したものの、成長戦略が投資家の期待に届かず7カ月ぶりの安値をつけた。

終値は73円80銭(8%)安の828円50銭だった。経営方針では2024年3月期をめどに石化事業や炭素事業を切り離すと表明した。採算が低い両事業の分離を評価する声がある一方、「再生医療向け細胞製品の承認申請計画の見送りを嫌気した売りも出ている」(ミョウジョウ・アセット・マネジメントの菊池真氏)ようだ。

三菱ケミHDのジョンマーク・ギルソン社長は1日、グループ企業が開発する再生医療用製品「ミューズ細胞」の承認申請を見送るとともに、「10年以内の収益貢献は期待できない」と述べた。ミューズ細胞への期待が高かっただけに当面は収益につながらないとの発言が投資家の失望につながった。

市場では「経営方針への期待が高かった分、26年3月期の数値目標が物足りないと感じる投資家が多かった」(東海東京調査センターの中原周一氏)との声もきかれた。

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