セントラル硝子、建築用ガラスを最大40%値上げ
セントラル硝子は建築用ガラスを10月1日納入分から最大で40%値上げすると発表した。燃料の重油や加工ガラスに使う副資材などが値上がりしており、コストの上昇を製品価格に転嫁して採算を改善する。値上げ表明は2年ぶりとなる。
値上げ幅は一般的な板ガラスの「フロート板ガラス」と「鏡」が15~20%、主に浴室向けの「型板ガラス」や防火機能がある「網入り型板ガラス」が35~40%などとなる。
国内の建築用ガラスをめぐっては、7月にAGCと日本板硝子が10~35%の値上げを表明している。ガラスの値上げが広がってきた。