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コーエーテクモHD、自社株TOBとCB発行 プライム狙い

コーエーテクモホールディングスは2日、2022年4月の東京証券取引所の市場区分再編に伴い、最上位のプライム市場を選択すると発表した。現時点で流通株式比率が上場維持基準を下回るため、大株主からの自社株取得と新株予約権付社債(転換社債=CB)の発行を組み合わせ流動比率を高める。大株主が市場で売却するよりも株価への影響を抑えられるとみている。

コーテクHDは旧コーエーと旧テクモが09年に合併し発足した。足元ではそれぞれの創業家の資産管理会社がコーテクHD株の約50%、約7%を持つ。

コーテクHDはこの2社からTOB(株式公開買い付け)で発行済み株式総数の約5%分の自社株を取得する。期間は8日から22年1月6日まで。TOB価格は2日か7日の終値のうち安い方より1割低く設定されるため、一般株主からの応募は想定していない。

コーテクHDはロンドン時間の12月20日に総額460億円のユーロ円建てCBを発行し、TOBに使う。満期は24年12月で転換価額は2日終値から1割上乗せする。コーテクHDの株価が上昇し株式への転換が進めば流通株比率は上場維持基準の35%を超えるという。

一般にCBを株式に転換するタイミングは投資家により異なる。浅野健二郎専務執行役員は今回の手法について「大株主が市場に株式を(一気に)放出し、少数株主の株主価値が希薄化することを避けられる」と説明する。市場関係者によれば、自社株TOBとCB発行を組み合わせて流動比率を高めるスキームは国内で初とみられる。

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