トミカやプラレール値上げ タカラトミー、円安などで

玩具大手のタカラトミーは7月1日の出荷分から、ミニカー「トミカ」や鉄道模型「プラレール」などの販売価格を引き上げると発表した。「ポケモン」のフィギュアシリーズ「モンコレ」なども含む283種類が対象となる。トミカの定番商品は495円から550円へと11%の値上げだ。円安や原材料価格の高騰などによるコスト上昇を販売価格に転嫁する。

トミカの値上げは2014年以来8年ぶりで、値上げ幅は商品によって6~19%となる。プラレールも66種類を値上げする。東北・北海道新幹線「はやぶさ」仕様の車両では2420円から2640円へ9%の値上げとなる。富山彰夫常務取締役は「(値上げについて)為替の影響を受ける商品については、今後も随時検討していく」と説明する。

原材料価格や物流費の高騰を受け、食品・サービスなど幅広い分野で値上げの動きが広がっています。最新の記事をまとめました。
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