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日野自社長、ダイハツ・トヨタ車体と商用車で連携加速 

2日に記者会見した日野自動車の小木曽聡社長

日野自動車の小木曽聡社長は2日に開いた就任会見で「(同じトヨタ自動車グループの)トヨタ車体やダイハツ工業との連携を加速する」との方針を明らかにした。商用でも電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)などの電動車シフトが世界的に進んでいる。自動運転などの新技術が続々と実用化されるなか、同じトヨタグループで商用車を手がける企業との関係を深めて開発や製品投入のスピードをあげる狙いだ。

トヨタブランドの商用ワゴン車などの生産を担うトヨタ車体と、法人向けの軽トラックなどを手がけるダイハツは日野と顧客基盤が共通している。小木曽氏は2018年から21年1月までトヨタの商用車部門トップを務めた。

小木曽氏は「当時から議論を進めてきた」と話し、「(会社の)垣根を越えて商用車ビジネスを一括で展開したい」と今後、3社の連携を強化していく方針を強調した。具体的な領域については明らかにしていないが、商品開発や製造、販売後の保守サービスなど幅広い分野での連携を念頭に置いて連携を進めていくとみられる。

脱炭素対応が急務となるなかで、EVやFCVの開発ではすでに複数社と業務提携するなどグループ外の企業との協業も進めている。中国のEV大手、比亜迪(BYD)とは電動ユニットや車両の開発で、独フォルクスワーゲン(VW)のバス・トラック子会社トレイトンとは大型トラックの電動化で、それぞれ協力している。

また4月にトヨタ、いすゞ自動車、日野の3社で設立した新会社では、EVとFCVの小型トラック開発や、走行データを共有することによる物流効率化を目指している。環境技術を巡る協業の数も増えているが、「(日野、BYD、トレイトンがそれぞれ強みとする)分野ごとにすみ分けはできつつある」(小木曽氏)と話した。

小木曽氏はトヨタ出身で、6月24日に日野の社長に就任した。日野の生え抜きだった下義生前社長は代表権のある会長になった。

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