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ENEOSと千代田化工、水素を液体化し輸入 実証実験成功

ENEOS千代田化工建設は2日、オーストラリアで再生可能エネルギーから製造した「グリーン水素」を液体化し、日本に輸入する実証実験を実施したと発表した。今後、製造装置などを大型化して2030年以降の商用化を目指す。

太陽光発電を使って水とトルエンを電気分解し、メチルシクロヘキサン(MCH)という液体にした上で日本に輸入した。日本でMCHから水素を取り出し、燃料電池車(FCV)を走行させることに成功した。

グリーン水素は製造過程で二酸化炭素(CO2)を出さないが、水素のまま運ぶためにはセ氏零下253度まで冷やして液化し、専用の運搬船を使う必要がある。MCHは常温で運搬できるため、石油タンカーや貯蔵タンクなどの設備をそのまま利用でき、輸送コストを抑えられるという。

両社は19年にMCHから0.2キログラムの水素を取り出す実証実験を実施しており、今回の実験では6キログラムまで増やした。トヨタ自動車のFCV「ミライ」のタンクを満タンにできる量で、実用レベルの運搬としては世界初になるという。今回、トルエンを直接MCHに還元できる新技術を採用することで、設備費を半減した。今後は電解槽の大型化を進め、商用化に向けコストの低減を進める。

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