不動産投資のロードスター、プライム上場占う「鑑定力」
細田琢朗
[有料会員限定]
米国の金融引き締め懸念を背景に東証マザーズ市場の銘柄の株価が低迷するなか、不動産投資のロードスターキャピタルは株高が続く数少ない1社だ。材料は1月に公表した自社株買いで、会社側は目標とする東証プライム上場を狙う。株高持続には不動産の「鑑定力」を生かした成長戦略も求められる。
ロードスターは2012年創業で、17年に上場した。中古オフィスビルなどを仕入れ、改装で価値を高めて売却益や賃料収入を得る。...

記者が独自の視点で企業を分析。企業ニュースの背景や株価変動の要因、プロの投資家が注目するポイントなどをわかりやすく紹介します。