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空飛ぶクルマのテトラ、日本で有人飛行試験へ 年度内に

東京大学発で空飛ぶクルマを開発するテトラ・アビエーション(東京・文京)が2022年3月までをめどに、日本で有人の飛行試験を開始する。8月半ばに米国で飛行試験を実施するための認証を現地当局から取得した。9月までは現地で無人飛行を繰り返す。国内メーカーが開発した空飛ぶクルマの実用化が現実味を帯びてきた。

テトラ・アビエーションが開発するのは電動垂直離着陸機(eVTOL)で、機体は「マーク・ファイブ」。1人乗りで航続距離は160キロメートル、価格は4000万円からを見込む。7月末から米国で開催されていた航空ショーで機体を展示し、予約販売の受け付けを開始した。富裕層を中心に既に100件以上の問い合わせがあるという。

このほど米連邦航空局(FAA)の書類審査や実地検査を経て、試験飛行の許可を得た。今後は日本でも、国土交通相の許可を得ることで試験飛行が可能になる。米国での無人飛行の結果をもとに、10月から日本で機体を改良する。22年3月までに、福島県南相馬市にある「福島ロボットテストフィールド(RTF)」で飛行試験を実施する予定だ。飛行高度は5~7メートル、飛行時間は3分程度を想定する。

実現すればテトラ・アビエーションとして有人飛行試験の実施は初めてとなる。国内ではスカイドライブ(東京・新宿)が20年8月に、愛知県豊田市で有人飛行を公開で実施していた。両社は国際博覧会(大阪・関西万博)が開催される25年には2拠点間の移動サービスを始めたい考えを示しており、開発競争が加速しそうだ。

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