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ファーストリテイリング、素材の半分環境配慮に 30年度

ファーストリテイリングは2日、2030年度までに全素材の50%(重量ベース)をリサイクル品など環境負荷の低い素材にする方針を明らかにした。東レと22年、リサイクル素材を開発する研究施設を設ける。環境配慮を最優先にした企業・ブランドの構築を急ぐ。

同日開いたサステナビリティー(持続可能性)の方針説明会で明らかにした。ファストリは19年からリサイクル素材を導入している。全ポリエステル素材の約15%が回収したペットボトル由来のものになった。レーヨンやナイロンといった化学繊維もリサイクル素材に切り替え、天然素材でも研究開発を進める。

リサイクル素材の活用は世界的な潮流だ。米パタゴニアは25年までに、スウェーデンのヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)も30年までに全製品をリサイクルや環境に配慮して調達した素材にする方針だ。

ファストリは二酸化炭素(CO2)などの温暖化ガス排出量を、50年までに実質ゼロにする目標を掲げる。この実現に向け、30年度までに店舗やオフィスで出る温暖化ガスを19年度比で90%削減する。

小売業は店舗で使用する電力が温暖化ガス排出の大きな割合を占める。ファストリのブランド「ユニクロ」はロシアを除く欧州の全64店で全量を再エネ由来にしている。日本など他地域も広げ、30年度までに自社で使う電力を全て再生可能エネルギー由来にする。

自然光を多く取り入れ照明器具を減らすなどして、設計段階から省エネ仕様にする。23年度には新しい環境配慮型の店を出す計画だ。

女性の幹部登用も一段と進める。ファストリの世界での女性管理職比率は14年度、19%で、20年度は39%超だった。30年度までに50%に引き上げる。

サステナビリティー領域を統括する柳井康治グループ上席執行役員は「持続可能な社会に貢献する。衣料の分野で新しい産業革命を起こしたい」と述べた。

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