進まぬ接種、止まらぬ変異 オミクロン型アフリカで猛威
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新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」の感染拡大でワクチンの「南北格差」が一段と深刻になってきた。南アフリカでオミクロン型が広がり、接種率の低い地域ほど変異が生まれやすい可能性が指摘されている。先進国は3回目接種に傾き、低所得国にワクチンが届きにくくなっている。国際協調を進め接種の格差解消を急がなければ、新たな変異が生まれ続けかねない。
「重要な要因の一つは、ワクチン接種率の低さの可能...
新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」の感染拡大でワクチンの「南北格差」が一段と深刻になってきた。南アフリカでオミクロン型が広がり、接種率の低い地域ほど変異が生まれやすい可能性が指摘されている。先進国は3回目接種に傾き、低所得国にワクチンが届きにくくなっている。国際協調を進め接種の格差解消を急がなければ、新たな変異が生まれ続けかねない。
「重要な要因の一つは、ワクチン接種率の低さの可能...