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エムスリー、21年4~12月最高益 株価は1年で6割安

エムスリーが2日発表した2021年4~12月期連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比2.1倍の561億円と過去最高を更新した。主力の医療情報サービスの好調に加え、新型コロナウイルスワクチンの接種支援が寄与した。一方、足元の株価は21年1月の上場来高値から6割安い。コロナ収束後にも稼げる体制づくりを急ぐ必要がある。

売上高にあたる売上収益は25%増の1541億円。製薬会社の医薬情報担当者(MR)の活動をオンラインで肩代わりする事業が好調を維持した。コロナ治療薬やワクチンの治験も「国内外でかなりの数をサポートしている」(谷村格社長)。ワクチン接種は約900万回分を支援してきたと説明した。

営業利益は2倍の846億円。中国で子会社が上場したことに伴う利益が上乗せされ、海外事業が414億円と前期比5倍に伸びた。22年3月期通期の連結業績見通しは開示していないが、谷村社長は「第4四半期(1~3月期)も順調に推移する」と、通期の増益見通しを示した。

株価は下落基調だ。米金融政策が引き締めに向かう中、割高感のある銘柄への逆風が強くなっている。2日の終値は前日比2.6%高い4506円だったが、昨年来高値からは6割下落した。

画像診断を人工知能(AI)で支援する事業など新規ビジネスの立ち上げを急ぐが新規事業群の営業利益は21年4~12月期に12億円にとどまる。好業績を維持するには次の収益の柱を育てることも必要になる。

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