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OKIが試験運用、トラックの運行ルート AIが最適化

OKIは1日、トラックの配送ルートを効率化するシステムについて、試験的な運用を始めたと発表した。人工知能(AI)が納品の時間や有料道路の利用も考慮しながら、トラックごとに最も効率的な配送の順番や荷物の搭載量などを提示する。現場で実際に使いながら課題を整理し、2023年度に物流業界向けに事業展開する計画だ。

試験運用は物流会社のロンコ・ジャパン(大阪市)と実施する。OKI独自の「コスト最小型ルート配送最適化アルゴリズム」は、決まった配送先に荷物を順番に納品していくルート配送が対象になる。配送先を300拠点ほどもつ事業者まで対応できるという。

物流会社の日々の配送計画は多くの要件を考慮する必要があり、熟練社員の経験や勘に頼るところが大きかった。OKIは数理最適化技術を活用して独自のアルゴリズムを開発した。2月にはロンコ・ジャパンと実証実験を実施した。その結果、熟練者の計画に比べて総走行距離を8%削減できることが分かった。その分、燃料代や二酸化炭素(CO2)排出量も減らせる。

実証実験では配送先ごとの納品時間や、運転手や車両の稼働時間のバランス、有料道路の存在などが考慮されていなかったことから、実際の現場で使えるよう改良した。こうした要素まで加味して最適な配送計画を策定できるようにし、今回の試験運用につなげた。

OKIは試験運用を踏まえてさらに改善し、アルゴリズムの組み込みを物流会社やシステム会社に働きかけたい考えだ。ルート配送以外に適用できるアルゴリズムの開発も視野に入れるという。

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