楽天モバイル、プラチナバンドの未使用帯活用を「歓迎」

楽天モバイルは12月1日、総務省が携帯電話の周波数の確保のため未使用帯域の利用可能性を検討するとしたことを受け、「プラチナバンド再割当以外の新たな選択肢になりうる検討が開始されたことを歓迎する」とコメントした。
総務省は11月30日、NTTドコモの提案を受けて技術的な課題などを検討し、2023年春をめどに結論をまとめると発表した。楽天モバイルは「総務省における技術検討に参加予定であり、議論に貢献していきたい」と前向きな姿勢を示した。
700~900メガヘルツ(MHz)の周波数帯は「プラチナバンド」と呼ばれ、建物内などでもつながりやすい特徴がある。このうち700MHz周波数帯の使用していない領域の一部(3MHz幅)について、総務省は携帯電話用に活用できるかを検討する。
プラチナバンドを巡っては、楽天モバイルがドコモなど既存3社が使用する帯域の再割り当てを求めてきた。
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