西武、苗場プリンスなど15施設売却　シンガポール系に

西武ホールディングス（HD）は1日、「苗場プリンスホテル」（新潟県湯沢町）を含むホテルやゴルフ場など15施設をシンガポール政府系投資ファンドのGICの関係会社に同日付で売却したと発表した。売却額は非公表。今後も施設の運営は西武HD傘下の西武・プリンスホテルズワールドワイド（東京・豊島）が担う。連結純利益を前期比7.1倍の750億円と見込む2023年3月期の業績予想には織り込み済みとしている。

西武HDはGICに計31施設の譲渡を決めており、すでに4施設を売却済み。残りの12施設は23年3月末までに売却する。