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メディパル、4〜12月純利益4%増 政策株11銘柄売却で

メディパルホールディングス(HD)が1日に発表した2022年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比4%増の298億円だった。同社が筆頭株主である日医工の事業再生ADR(裁判以外の紛争解決)が成立し、投資有価証券評価損58億円が発生したが、政策保有株式11銘柄で130億円の売却益を計上して補った。

売上高は2%増の2兆5674億円だった。調剤薬局などに卸す新型コロナウイルスの抗原検査キットなどが伸びた。入札談合事件を受けた公立病院の指名停止で医薬品は前年同期を下回ったが、営業利益は1%増の375億円だった。

上場子会社PALTACが手がける化粧品や日用品、一般用医薬品の卸売り事業はセグメント利益が6%減った。風邪薬や化粧品が好調だったが、物流センター新設に伴う一過性の費用がかさんだという。

23年3月期通期の業績予想を据え置いた。連結純利益は前期比14%増の335億円を見込む。

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