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GEヘルスケア、スマホサイズの超音波診断装置を発売へ

スマートフォンと同程度の寸法を実現した

GEヘルスケア・ジャパン(東京都日野市)は1日、ケーブルがない携帯型の超音波診断装置「Vscan Air(ヴィースキャンエア)」を発表した。スマートフォンやタブレットと無線でつながり、サイズはスマホとほぼ同じだ。アプリで画像の表示や操作が可能で、病院内に加えて災害現場などでの利用も見込んでいる。

具体的な寸法は高さ131ミリメートル、幅64ミリメートル、奥行き31ミリメートルで重さは205グラムとなっている。「Qi(チー)」規格の無線充電にも対応しており、7月初旬に国内の医療機関向けに発売する。製品発表会に登壇した多田荘一郎社長は「予防から検査、診断、治療までの一連の効率を高める『プレシジョンヘルス』への当社の思いを体現した製品だ」と述べた。

市販のスマホやタブレットと無線で連携し、専用アプリで超音波画像を表示させたり操作したりできることが特徴だ。同社の従来機種は液晶ディスプレー付きの本体と、超音波を送受信する「プローブ」をケーブルでつなぐ構造だった。プローブと信号処理などを担う本体を一体化し、持ち運びやすくした。複数の医療関係者による画像共有など、スマホやタブレットならではの機能を災害現場でも活用できるようになる。

GEヘルスケア・ジャパン超音波本部の阿木宣親プライマリーケア部長は「スマートフォンと同程度の寸法と重さを実現した」と述べ、医療従事者が白衣のポケットなどに入れて手軽に持ち運べることを重視したと明かした。

多田社長は画質の高さなどを強調していた

画質も従来機種に比べて高めており、同社は「据え置き型の超音波診断装置と同等だ」と説明している。希望小売価格は87万7800円で初年度に1000台の販売を目指す。

GEヘルスケア・ジャパンは2010年に携帯型超音波診断装置「Vscan(ヴィースキャン)」の初号機を発売し、翌年に起きた東日本大震災の被災地や避難所で使われた。その後も14年には体表から浅い領域と深い領域の両方を高画質に観察できるプローブを搭載するなど、改良を重ねてきた。

(大下淳一)

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