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SUMCO、年初来安値 増資で株式希薄化を懸念

銘柄診断

1日の東京株式市場で半導体シリコンウエハー大手のSUMCO株が一時前日比169円(8%)安の2082円まで下落し、約1カ月半ぶりに年初来安値を更新した。前日の取引終了後、最先端の大型シリコンウエハーの増産を目的に公募増資などで約1300億円を調達すると発表。1株利益の希薄化を懸念した売りが広がった。

終値は100円(4%)安の2151円だった。同社は10月中旬に国内外で最大6000万株を新たに発行する予定。発行済み株式(2億9017万株)を20.6%希薄化する。しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹氏は「希薄化率や増資額が大きく、寄り付きの売り反応が強かった」と指摘する。

もっとも株価の下げ幅は希薄化率と比べれば限られた。半導体不足を背景に販売価格が上昇し、長期契約の更新も順調だ。2021年12月期連結純利益の市場予想平均(QUICKコンセンサス)は前期比28%増の325億円。JPモルガン証券の佐野智太郎氏は「業績拡大の期待が希薄化懸念を上回った」と話す。

半導体関連株は割高感から調整色を強めており、SUMCO株も9月13日の直近高値から20%安い。JPモルガンの佐野氏は「価格交渉や決算などで業績の強さを確認できるかが株価反発のカギになる」とみていた。

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