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伊藤忠、再生燃料の給油スタンド 神奈川県に1カ所目 

伊藤忠商事は1日、廃油からつくるトラック燃料の国内展開を拡大すると発表した。神奈川県で再生燃料専用の給油スタンドの運用を始めた。メーカーや物流会社が給油しやすくする。3年で全国で15拠点の開設を目指し、輸送にかかるコストや手間を抑えて再生燃料の普及を目指す。

物流会社の東部ネットワークと組み、同社が神奈川県海老名市にもつ軽油の給油拠点の一部を活用する。まずは東部ネットワークが自社のトラック1台で導入する。再生ディーゼル燃料の給油スタンドは国内で初めてという。2022年以降に他の物流会社やメーカーなどの利用拡大を目指す。

燃料商社の伊藤忠エネクスが大容量の地下タンクに再生燃料を配送する。主要道路沿いに給油拠点を設置することで、より多くの企業が利用できるようにする。小口配送と給油拠点を組み合わせて展開し、30年の再生燃料の取扱量10万キロリットルを目指す。

再生燃料はフィンランドのエネルギー会社のネステから輸入した製品を使う。ネステは飲食店の廃食用油などから回収した油を活用し、軽油と同じ性能の再生ディーゼル燃料を製造している。石油由来の軽油と比べて二酸化炭素(CO2)の排出を最大9割減らす。

電気自動車(EV)のトラックと異なり、既存のトラックや給油スタンドの設備を使えるのも利点だ。環境対策として、メーカーや物流会社が採用する機運が高まっているという。伊藤忠は6月に輸入を始め、子会社のファミリーマートのほか海運会社など数社で実証利用が始まっている。これまで各社の物流拠点に灯油などを配達するミニローリー車で直接配送していたが、手間がかさんでいた。

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