/

データで見るユニコーン 2022年にも世界で1000社に

CBINSIGHTS
世界のユニコーン(企業価値が10億ドル以上の未上場企業)が2022年内にも1000社を超える見込みだ。21年9月下旬時点で800社を超えており、21年だけで新たに354社がユニコーンの仲間入りを果たした。日本国内でも後払い決済のペイディ(東京・港)や人事労務ソフトのSmartHR(同)などが、海外マネーを調達しユニコーンになった。企業価値が上位のスタートアップや、ユニコーンを輩出している国をCBインサイツがまとめた。

企業価値が10億ドル以上の未上場企業「ユニコーン」は世界で800社を超え、過去最多となっている。1000社到達が視野に入るなか、企業価値による分布や国別の内訳、最も企業価値の高い企業ランキングなど、このエリート集団についてのデータを視覚化した。

ポイント

ユニコーンが増えている。21年9月23日時点での世界のユニコーン数は2020年末と比べて48%増えた。今年だけで354社のユニコーンが誕生しており、このペースが続けば世界のユニコーン数は22年に1000社に達する。

日本経済新聞社は、スタートアップ企業やそれに投資するベンチャーキャピタルなどの動向を調査・分析する米CBインサイツ(ニューヨーク)と業務提携しています。同社の発行するスタートアップ企業やテクノロジーに関するリポートを日本語に翻訳し、日経電子版に週2回掲載しています。

中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)は世界唯一の「ヘクトコーン(企業価値が1000億ドルを超える未上場企業)」だ。動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する同社は17年に企業価値110億ドルでユニコーンの地位に達した。直近の企業価値は1400億ドルと10倍以上に成長している。同社は企業価値が1000億ドルを超えている唯一の未上場企業だ。

バイトダンスは20年3月の成長株ラウンドで米タイガー・グローバル・ファンドから出資を受け、現在の企業価値に達した。

デカコーン(企業価値が100億ドルを超える未上場企業)の地位に達している企業はユニコーン全体の約4%だ。大多数のユニコーンの企業価値は10億~50億ドルにとどまる一方、100億~1000億ドルのユニコーンは37社ある。

企業価値が100億~1000億ドルのユニコーンは、スウェーデンの後払い決済サービス、クラーナ(Klarna、企業価値456億ドル)、米オンライン決済ストライプ(Stripe、950億ドル)、データ管理や分析を手掛ける米データブリックス(Databricks、380億ドル)、米食品配達のインスタカート(Instacart、390億ドル)などだ。

ユニコーンが最も多いのは米国で、中国が続く。世界のユニコーンの半数は米国に拠点があり、中国が19%で2位に付けている。21年に誕生した現役ユニコーンのうち、30社が中国に拠点を置いている。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン