/

積水化学工業、フッ素樹脂を強く接着できる粘着テープ

積水化学工業はフッ素樹脂に接着可能な粘着テープを開発したと発表した。ムール貝の分泌物を参考にし、下塗り作業なしで強固に接着できるようにした。フッ素樹脂は回路基板やスマートフォン内部の部品に採用されている。樹脂と他の材料を接着する場面での利用を想定する。今後はサンプル製品の提供などを進め、2023年度の発売を目指す。

フッ素樹脂に使用する場合、粘着力は既存のアクリル系粘着テープの約10倍。ムール貝の分泌液が幅広い素材に接着することに注目し、分泌物の成分と同じ分子構造の化合物を開発した。今回は粘着テープを開発したが、接着剤などの開発も目指す。

高速通信規格「5G」が広まる中、回路基板内を信号が流れる過程で信号が伝わらずに消えてしまう伝送損失を減らすことが課題になっている。フッ素樹脂やポリイミド樹脂などの伝送損失の少ない素材の採用が進む。ただ、フッ素樹脂は水や油をはじくなどの理由で他の素材との接着が難しい。現在は粘着テープを貼る前に別の薬品を下塗りして対応する例が一般的だが、作業工程が複雑になるなどの課題がある。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン