コロナ飲み薬、世界で争奪 ファイザー製の需給逼迫懸念
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新型コロナウイルス治療薬を巡り、世界で争奪が強まっている。厚生労働省が10日に特例承認した米ファイザーの飲み薬は、米国が日本の10倍の量の調達契約を結ぶなど需要が旺盛で、当面需給が逼迫する恐れがある。感染者急増で治療薬の需要は今後も増える見通しだ。政府は一段の調達増に取り組む必要がある。
厚労省が特例承認したファイザーの飲み薬「パキロビッドパック(海外名パクスロビド)」は2021年12月以降、米...
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