中小企業融資「経営者保証」を制限へ 金融庁、23年から
金融機関に理由説明義務、違反なら行政処分も
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金融庁は2023年から、金融機関の中小企業向け融資で経営者が個人で背負う「経営者保証」を実質的に制限する。メガバンクや地域銀行、信用金庫といった預金取扱金融機関は保証の必要性など理由を具体的に説明しない限り、経営者保証を要求できなくなる。個人が起業しやすい環境を整備する狙いだ。金融機関側は融資先に対する目利き力を問われることになる。
金融庁は1日に監督指針の改正案を発表し、23年4月からの適用を...
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