統合NISAは最強の資産形成ツール 使わないと損
REINAの「マネーのとびら」第77回 統合NISA
日経ポッドキャスト「マネーのとびら」、今回のテーマは「統合NISA」です。少額投資非課税制度(NISA)は2024年、新しい制度に生まれ変わります。NISA口座で購入した株式や投資信託の売却益・配当金が「非課税」という大きな魅力は変わりませんが、制度が恒久化されることになったのです。そこで今回は新しいNISAの特徴と使い方について、米国出身タレントのREINAさんと一緒に学んでいきましょう。解説は日本経済新聞社マネー報道グループ長の手塚愛実です。
現在、NISAはジュニアNISA、つみたてNISA、一般NISAの3種類があります。ジュニアNISAは当初の予定通り23年で終了。24年からはつみたてNISAと一般NISAが合体した「統合NISA」とも呼ぶべき新制度が始まります。統合NISAは新規に投資できる期間と、それを非課税で運用できる期間の両方が恒久化されます。
例えば従来の一般NISAは時限措置で、かつ非課税運用期間が5年と決まっていたので、長期投資には向かない制度でした。この制限がなくなった統合NISAは、長期投資を可能にするシンプルで最強のツールといえます。ただし、投資できる商品などが現行と少し変わります。また「生涯投資枠」とその仕組みも新しい特徴といえます。番組ではこのあたりを詳しく解説しました。

番組後半の人気コーナー「American Money Life」のテーマは「動物が出てくる映画について語ろう」です。REINAさんがこれまでに印象に残っている動物映画は「ライオン・キング」「HACHI 約束の犬」などだそうです。いわば王道路線ですね。一方、手塚が好きなのはサメが人間を襲うパニック映画。常識を超えた不思議なストーリーのサメ映画の魅力を熱く語っていたら、REINAさんも少し興味をもってくれたようです。米国にもコアなサメ映画ファンがいて、毎年、イベントやフェスが行われているそうです。
「REINAのマネーのとびら」は毎週木曜日に、日経電子版やAppleのPodcast、Spotify、Amazon Musicなどのプラットフォームで公開します。

「マネーのまなび」のポッドキャスト番組。米国出身のタレントのREINAさんが日経電子版の記事から気になった身近なお金まわりのニュースを選び、日経の「マネーの達人」がわかりやすく解説します。続けて聞けば、いつの間にかマネーの知識が身に付きます。