認知症に備える保険 賠償責任、補償対象広がる
人生100年の羅針盤 認知症と生きる
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認知症になったとき、備えておきたいことが主に2つある。一つは認知症になった本人の介護などの費用への対応。もう一つは、認知症になった人が徘徊(はいかい)などの際に事故を起こしてしまったときの賠償費用だ。生命保険と損害保険でそれぞれ事前に備えておくことができる。最近、こうしたリスクに備える保険が相次いで販売されている。
一時金または年金で保険金受け取り
認知症になると、見守りなどで公的介護保険制度...